― 回復力を示す指標―
バックテストの結果には
リカバリーファクタ(Recovery Factor)
という数字が表示されることがあります。
これは、
ドローダウンをどれくらい
効率よく回復しているか
を表す指標です。
利益の大きさだけではなく、
資金の落ち込みから
どれくらい回復できているか
を見るための数字です。
リカバリーファクタとは
リカバリーファクタは、次の計算で求められます。
リカバリーファクタ = 総利益 ÷ 最大ドローダウン
たとえば
・総利益 100万円
・最大DD 20万円
だった場合
リカバリーファクタ = 5
になります。
これは
ドローダウンの5倍の利益を出している
という意味です。
リカバリーファクタの目安
一般的には、次のような目安で見られます。
| 数値 | 目安 |
|---|---|
| 1未満 | 回復が弱い |
| 1〜2 | 標準 |
| 2〜4 | 良好 |
| 4以上 | 回復力が高い |
ただし、この数字も
単独で判断するものではありません。
なぜリカバリーファクタが重要なのか
EA運用では、
資金が減る局面(ドローダウン)は避けられません。
重要なのは
どれくらい減るか
だけではなく
どれくらい回復できるか
です。
リカバリーファクタは、
この 回復力のバランス を確認するための指標です。
他の指標と合わせて見る
EAの回復力を見るうえで参考になる数字ですが、
これも単独で判断するものではありません。
バックテストを見るときは
・PF(利益効率)
・最大ドローダウン(DD)
・勝率
・取引回数
と合わせて確認することで、
EAの特徴をより立体的に理解できます。

