― 損失拡大を防ぐ強制決済―
FXには
ロスカット(Loss Cut)
という仕組みがあります。
ロスカットとは、
損失が一定以上になったときに
ポジションを強制的に決済する仕組み
です。
FXではレバレッジを使って
資金より大きな取引ができます。
そのため相場が大きく動くと、
損失も大きくなる可能性があります。
それを防ぐためにあるのが
ロスカットです。

ロスカットは損失が広がりすぎないようにする「安全装置」だね。
ロスカットの仕組み
FXでは
- 口座資金
- 必要証拠金
このバランスから
証拠金維持率が計算されています。
この維持率が
一定の水準を下回ると、
自動的にポジションが決済されます。
これがロスカットです。
ロスカットは損失をゼロにするためではなく、
口座残高がマイナスになるのを防ぐためにあります。
ロスカットが起きる流れ
例えば
口座資金 100,000円
必要証拠金 20,000円
という状態で
相場が不利に動き続けると、
口座の資金が減っていきます。
そして証拠金維持率が
一定の水準(例:50%など)を下回ると、
ポジションが強制決済
されます。

ロスカットは証拠金維持率が基準を下回ったときに
自動で発動する仕組みだよ。
追証(おいしょう)とは
FXでは
追証(追加証拠金)
という仕組みもあります。
追証とは、
口座残高が不足した場合に
追加で入金を求められる仕組み
です。
通常はロスカットによって
損失の拡大が防がれます。
しかし、
・急激な相場変動
・週明けの窓開け
などの場合、
ロスカットが間に合わず
口座残高がマイナスになることがあります。
その場合、
不足した金額を
追加で支払う必要があります。
これが追証です。
海外FXには「ゼロカット」がある
海外FX業者の多くには
ゼロカットシステム
があります。
ゼロカットとは、
口座残高がマイナスになっても
そのマイナス分を業者がリセットする仕組み
です。
つまり
追証が発生しない
という特徴があります。
急激な相場変動が起きた場合でも、
口座残高以上の損失は
基本的に発生しません。

国内FXでは口座残高がマイナスになると追証が発生する可能性があるよ。
一方、海外FXはゼロカットがあることが多く、
口座残高以上の損失は基本的に発生しないんだ。
まとめ
ロスカットとは
損失が広がりすぎないように
ポジションを強制決済する仕組み
です。
そしてFXには
- 追証(追加証拠金)
- ゼロカット(海外FX)
という仕組みもあります。
これらの仕組みを理解しておくと、
FXのリスクを正しく把握することができます。
👉 FXの基本用語まとめ(必要なところから読めます)
① 取引の基本
- ➤ pipsとは ― FXの値動きを表す共通単位 ―
- ➤ ロットとは ― 取引する数量の単位 ―
- ➤ レバレッジとは ― 少ない資金で取引できる仕組み ―
- ➤ 証拠金とは ― FX取引の担保になる資金 ―
- ➤ ロスカットとは ― 損失が広がりすぎないための仕組み ―
② 取引コスト
③ 注文方法
④ 相場理解

